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日別アーカイブ: 2025年11月17日

万寿農園の農園日誌~“トマト・ピーマン農家で働く”~

皆さんこんにちは

万寿農園の更新担当の中西です。

 

~“トマト・ピーマン農家で働く”~

 

前回はトマト・ピーマンづくりの一年についてお話しましたが、
今日は少し視点を変えて、

「農業で働くって実際どうなの?」
「トマト・ピーマン農家の一日って、どんな流れ?」

というところにフォーカスしてみたいと思います✨

  • 将来、農業に挑戦してみたい人

  • 移住+農業に興味がある人

  • 子どもに“食と農”の話をしてあげたい親御さん

そんな方の参考になれば嬉しいです


1. トマト・ピーマン農家の一日は、季節でリズムが変わる⏰

農業の働き方は、
会社員のように「9時〜18時、土日休み」とは少し違います。

でも、**「季節ごと・作物ごとにリズムがある暮らし」**は、
慣れてくるととても心地よく感じられます

◆ 収穫シーズン(初夏〜秋)の一日イメージ

ここでは、ハウス栽培+露地栽培を組み合わせた農園の例として、
ある一日をご紹介します。

5:30〜6:00 朝の見回り&収穫スタート

  • ハウスの温度・湿度チェック

  • トマトの色づき具合を見ながら収穫

  • ピーマンはツヤと大きさを見ながらポンポン切ってコンテナへ

朝は気温も低く、
トマトもピーマンも“シャキッと”している時間帯です。
この時間の畑の空気は、本当に気持ちいいですよ

9:00前後 選別・箱詰め作業

  • 収穫してきた実をサイズ・状態別に仕分け

  • 傷や病斑がないかチェック

  • 出荷先ごとの規格に合わせて包装・箱詰め

直売用・飲食店用・市場出荷用など、
送り先によって求められるサイズや形が違うので、
**「この箱はこっち向け」「これはあのお店に」**と仕分けていきます。

12:00前後 昼休憩
外仕事は体力を使うので、お昼ごはんは超大事!
おにぎり・味噌汁・漬物…シンプルなご飯がやたらうまいです

13:00〜15:30 畑の管理作業

  • わき芽かき(トマトの不要な芽をとる)

  • 誘引作業(茎をひもで支柱に固定)

  • ピーマンの枝整理・下葉かき

  • マルチ補修・草取り

ここは**“コツコツ系の作業時間”**です。
黙々と手を動かしながら、

  • 次の段取りを考えたり

  • 一緒に働くメンバーと雑談したり

する、意外と好きな時間でもあります

16:00〜 片付け・翌日の準備・記録

  • 道具を洗って片付け

  • 出荷伝票の整理

  • 今日の作業内容・畑の様子をノートに記録

記録は、翌年の栽培のヒントにもなります。
「この時期に雨が続いて病気が出た」「この追肥は効きがよかった」
など、経験値を“言葉”として残しておく作業です。


2. トマト・ピーマン農家の仕事って、どんな人に向いている?

よく聞かれるのが、

「体力に自信がないと無理ですか?」
「農業の経験がないと難しいですよね?」

という質問。

もちろん、楽な仕事ではありませんが、
**「こういうタイプの人はハマりやすいな」**という傾向はあります

✅ 向いているタイプ

  • 体を動かすことが嫌いじゃない人

  • コツコツ作業が意外と好きな人

  • 自然や植物が好きな人

  • 失敗しても「次はこうしよう」と考えられる人

  • 朝型の生活リズムに抵抗がない人

経験は“あとからついてくる”

トマトのわき芽かきも、
ピーマンの収穫の見極めも、
最初から上手にできる人はいません。

  • 先輩農家やスタッフに教わる

  • 実際にやってみる

  • 失敗しながら覚えていく

その繰り返しです

大事なのは、

「分からないことを分からないままにしないこと」

これができれば、未経験でもしっかり成長していけます


3. 「農業=休みがない」は本当?働き方のリアル‍♂️

たしかに、

  • 収穫のピーク時期

  • 台風前後

  • 定植直後

などは、休みを取りにくい時期もあります。

ただ、最近は

  • 収穫や出荷作業をパートさんと分担する

  • 繁忙期が重ならないように作付け計画を組む

  • 機械や省力資材を導入して負担を減らす

など、家族総出で365日フル稼働…というかたちは減ってきています。

当農園でも、

  • 「この日は絶対休む日」と決めて家族時間にしたり‍‍

  • 雨の日は室内作業や事務に充てたり

と、メリハリをつけた働き方を大事にしています。

「農業だから休んじゃダメ」ではなく、
**「農業だからこそ、長く続けられる働き方を考える」**ことが大切だと感じています


4. トマト・ピーマン農家のやりがいって、どこにあるの?✨

これは人それぞれですが、
私たちが強く感じているやりがいをいくつかご紹介します。

お客さまの「おいしかったよ!」の一言

直売所やマルシェ、飲食店さんから

  • 「ここのトマト、子どもがパクパク食べてます」

  • 「ピーマンが甘くてびっくりしました!」

  • 「またあのトマトが食べたいって家族に言われて…」

そんな声をいただく瞬間、
どんな疲れも吹き飛びます

目の前で“成長”が見える仕事

  • 苗が少しずつ大きくなっていく

  • つぼみが付き、花が咲き、実が膨らむ

  • 緑だった実が少しずつ色づき、収穫を迎える

現場で毎日見ていると、
トマトもピーマンも本当に「生きているんだなぁ」と感じます

自然と向き合うからこそ、季節がくっきり見える

  • 春の陽射しの変化

  • 梅雨の湿気と土の匂い

  • 真夏の朝夕の空気の違い

  • 秋の気配が少しずつ忍び寄る感じ

カレンダーよりも、
畑と空気が“季節の変化”を教えてくれる生活は、
言葉にしづらい豊かさがあります☀️


5. 大変なこと・しんどいことも、もちろんあります

きれいごとだけではなく、
大変な面も正直にお伝えします。

天候リスク

  • 長雨で病気が広がる

  • 雹(ひょう)で実が傷つく

  • 台風でハウスが被害を受ける

どれだけ対策しても、
完全にゼロにはできないのが自然相手の仕事のつらいところです。

収入が天候・市場価格に左右される

  • 豊作だと価格が下がる

  • 不作の年は、出荷量そのものが減る

だからこそ、

  • 直売・飲食店・加工用など販路を分散する

  • トマトとピーマン以外にも少し別作物を組み合わせる

など、リスク分散の工夫も欠かせません。

常に勉強が必要

  • 新しい病気や害虫

  • 資材・品種・栽培方法の進化

  • 補助金・制度・機械化の情報

「去年と同じことだけしていればいい」という時代ではないので、
勉強をやめてしまうと、あっという間に取り残されてしまいます


6. 「それでも農業を選ぶ人」が増えている理由

最近は、
異業種から農業に飛び込んでくる人も増えています。

  • ITエンジニアから農家へ

  • 飲食業から「自分で素材を作りたい」と就農

  • 都市部から地方へ移住+農業

話を聞いてみると、
こんな言葉がよく出てきます

  • 「自分のしごとが“誰かの食卓”に直結するのが嬉しい」

  • 「人の多さから少し離れて、自然と一緒に働きたい」

  • 「パソコンの画面ではなく、本物の“ものづくり”をしたい」

トマト・ピーマン農家として働くことも、
まさにそうした“生き方の選択肢”の一つだと感じています


7. まとめ:トマト・ピーマンの畑から、食卓と“これからの働き方”を考える

  • トマト・ピーマン農家の一日は、早朝の収穫から始まる

  • 仕事は体力勝負な面もあるけれど、季節や成長が見える豊かさがある

  • 「おいしかった」の一言と、目の前の成長が何よりのやりがい

  • 天候リスクや収入変動など、大変な面も現実としてある

  • それでも、農業という働き方を選ぶ人は増えている

もしこの記事を読んで、

  • 「トマトとピーマンの見え方がちょっと変わった」

  • 「農業の仕事って意外と面白そう」

  • 「子どもと一緒に収穫体験に行ってみたい」

そんなふうに感じていただけたなら、
トマト・ピーマン農家としてとても嬉しいです

いつかどこかの畑で、
一緒に真っ赤なトマトやツヤツヤのピーマンを収穫できる日が来たら…
それはきっと、忘れられない一日になると思います✨

今日も畑で、
あなたの食卓に届く一粒一粒を、大切に育てています

 

 

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