オフィシャルブログ

万寿農園の農園日誌~“おいしくなる畑”の共通点~

皆さんこんにちは

万寿農園の更新担当の中西です。

甘さだけじゃない!トマトとピーマンが“おいしくなる畑”の共通点(土づくりの話)

トマトもピーマンも、家庭の食卓に欠かせない人気野菜ですよね
でも同じ品種でも、「ここのは味が濃い」「香りが良い」「みずみずしいのに水っぽくない」と感じることがあります。

この“違い”を作るのは、実は肥料だけではありません。
いちばん大きいのは、土の状態=畑のコンディションです

私たちの農園では、トマトとピーマンを育てるうえで共通して大切にしているのが、“土の土台づくり”
今回は、その考え方を分かりやすくお話しします✨


■畑の理想は「水が溜まらず、乾きすぎない」☀️

トマトとピーマンは、どちらも根が元気だと味が安定しやすい作物です。
根がしっかり張るためには、土が硬すぎてもダメ、柔らかすぎてもダメ。

  • 雨の後に水が溜まる畑 → 根が傷みやすく、病気が出やすい

  • 逆に乾きすぎる畑 → 根がストレスを受け、成長が不安定に

だから私たちは、土の中に空気が入り、排水と保水のバランスが良い状態を目指します
「水はけが良い=乾く」ではなく、**“ちょうどいい土”**を作るのがポイントです


■“ふかふか”の土は、微生物が働きやすい

土は、ただの砂や泥ではありません。
そこには微生物がいて、土の中で日々働いています。

微生物が元気だと、有機物が分解され、植物が吸いやすい栄養に変わっていく。
つまり、土が生きていると、作物も元気になるんです✨

私たちは、堆肥や有機物の使い方を工夫しながら、
**団粒構造(粒が集まった“ふかふか”の状態)**を作るようにしています。

団粒ができると…

  • 根が伸びやすい

  • 水はけが良くなる

  • 乾きすぎも抑えられる☀️

  • 土が安定して、味がブレにくい✨

“ふかふか”は、見た目の気持ちよさだけじゃなく、畑の力そのものなんです


■肥料は“足す”より“整える”‍

トマトもピーマンも、肥料を入れれば入れるほど良くなるわけではありません。

特にトマトは、肥料が強すぎると…

  • 葉ばかり茂って実がつきにくい

  • 味がぼやけることも

ピーマンも、栄養バランスが崩れると…

  • 花落ちが増える

  • 実のサイズや肉厚が安定しない

  • 香りや食感に影響が出る

だから私たちは、土壌の状態を見ながら、
足りないものを補い、過剰な部分を抑える
いわば、**“整える農業”**を意識しています✨

「効かせる」より「乱れない」こと。
これが長く安定して“おいしい”を作る近道だと思っています


■ストレスが味を作る。でもストレスは“コントロール”する️

トマトは、適度な水分コントロールで甘みや旨みが乗りやすいと言われます
ピーマンも、樹勢が安定すると、肉厚で香りの良い実が増えます✨

ここで大事なのは、作物に無理なストレスをかけないこと。

  • 極端に乾かす

  • 急に水を入れる

  • 日によって畑の水分が乱高下する

こういう“急な変化”があると、味も品質も不安定になりやすいんです

だから私たちは、畑の水分状態を見ながら、少しずつコントロールしていきます。
派手ではないけれど、この“地味な管理”が、結果として味の差になります


■畑が整うと、味も収穫も安定する✨

トマトもピーマンも、畑の土台が整うと、味が安定し、収穫も安定します。
私たちの農園は、派手なことはしませんが、毎年コツコツと畑を整え、
季節の中で一番おいしい瞬間を届けたいと思っています

「このトマト、味が濃い!」
「このピーマン、苦味が少なくて食べやすい!」

そんな声が、私たちの一番の励みです✨
ぜひ、畑の力が詰まった野菜を味わってみてください